いいお産は自分でつくる!

初めて妊娠したときに読むブログ

制汗剤を考えてみる

おはようございます。

自然出産コンサルタント の

森 麻紀子です。


毎日、暑い日が続いていますね。

あなたは、『制汗剤』を使っていますか?

 

『制汗剤』について、

考えたことは、ありますか?

『制汗剤』を多用することで起きる ”害” について、

ご存じですか?

 


すべての制汗剤が危険

というわけではありませんが、

残念ながら、
身体に、あまり優しくない物質が含まれていることも、

少なくありません。

CMや、企業が打ち出すメリットだけではなく、

デメリットも正しく知り、
ご自分にとっての、適正な使い方をしましょう。

 


まず、

最も多くの製品に使用されているのは

”塩化アルミニウム”です。

これは汗腺を塞ぎ、

汗そのものが出てくるのを抑える働きが

期待できるものです。

 

ただ、汗をかかなくなる、ということは、

汗と一緒に排泄されるはずの”毒素”を
排出できない、ということに、つながります。
排出したい”毒素”は、そのまま、

身体に とどまってしまいます。
また、汗腺が詰まることで、

皮膚トラブルが起きるかもしれません。
さらに、

米国の医学専門誌では、

皮膚を通して体内に入った”塩化アンモニウム”が
乳がんリスクを高める可能性がある とも

指摘されているのだとか。
すぐに、がんの危険が生じるわけではないでしょうが、
せめて、炎症や傷があるとき、

特に、ワキのムダ毛処理をした直後に
『制汗剤』を使うのは、避けた方がよさそうです。


あなたにとって、

”塩化アルミニウム”入りの『制汗剤』は、

ほんとうに必要ですか?

 


また、最近は銀イオンを含む制汗剤が増えています。

でも、”銀イオン”は、安全なのでしょうか?

2016年6月1日付朝日新聞記事

金属アレルギー、ナノ粒子で発症か 阪大グループ確認:朝日新聞デジタル によると、

まず、

金属イオン同士が結びついて

数ナノ~100ナノメートル程度の粒子として

存在することがあること。
それから、

人工的に作製した銀のナノ粒子(10ナノ~100ナノメートル)を

注射したマウスだけ

耳の腫れがひどくなるアレルギー反応が起きた。

としています。


塩化アルミニウム、銀イオンの

いずれを使用した制汗剤であっても、
化学物質には違いありません。
いったん、化学物質過敏症になると、

口や鼻から吸入することはもちろん、
触れるだけでも体に不調を来すことになります。

どの量で、暴露するかは、個体差がありますが、
使い続けていたら、ある日突然、

アレルギー反応が出る可能性は、あります。
使用量も、関係してくることでしょう。

 

また、

内閣府の『食品安全委員会』の『食品安全総合情報システム』には、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「ナノ銀を食品及び日用品に使用しないよう勧告する」を公表 

という情報もあります。

 

制汗剤と汗が混ざって、かえって、

悪臭を放つかもしれません。

 

着替える、拭き取る、汗取りパッドの使用など

『制汗剤』以外の方法も検討してみましょう。