いいお産は自分でつくる!

初めて妊娠したときに読むブログ

自然出産をすると決意する(前編)

おはようございます。

自然出産コンサルタント
森 麻紀子です。

f:id:birthlove:20190909023121j:plain

当ブログは、『いいお産は 自分でつくる!』
というタイトルです。


そして、今日のテーマは、
『自然出産をする と 決意する(前編)』です。


一時期、『自然出産』が取りざたされました。
そこには、戦後の周産期医療の歴史が
関係していると考えられます。


日本の出産の形は、
65年前、自宅で行うのが普通でした。


60年くらい前から施設内分娩が増え、
近年では99%以上が施設内分娩です。
その成果として、周産期死亡率は低下し、
未熟児の生育率は向上しました。

ただ、医療の介入を過剰にした一方、
妊産婦の気持ちは、置き去りにされた
一面があります。

医療介入によりつらい思いをした体験が
トラウマになったことで、母子関係を
うまく築けず、育児を困難と感じる
ママがいます。


逆子だけを考えても、
以前は、経膣分娩でしたし、
介助できる医師がいました。
中には、出産直前に逆子を
おなかの外から治せた
ドクターもいたらしいです。

いま、逆子は、ほとんどの場合、
計画帝王切開で生まれてきます。


話が少しそれました。
話をもとに戻します。
なにが言いたいか、というと、

現代は、
『自然出産』が、『自然』には
できなくなっている時代だ、
ということです。


なぜなら、現代の生活様式が、
残念ながら、
『自然』から遠ざかっている場合が
多いからです。


今日は、その中でも、大切なことを
1つ、考えます。

自然から遠ざかった生活リズム

赤ちゃんが、たくさん生まれていた
時代は、暮らしの中心に農作業が
ありました。
朝日と共に目覚め、
からだを、よく動かしていました。

現代は、電気のおかげで、
夜更かしができるようになり、
夜遅くまで、活動的に動けるように
なった代わりに、
朝日と共に目覚める習慣は、
意識しないと難しいのかもしれません。

洗濯すること、干すこと、
お風呂を沸かすこと、
ご飯を炊くこと、おかずを用意すること、
食器を洗うこと、掃除をすることetc....
現代は、様々な家事が、家電製品によって、
からだを動かさなくても、
指一本でできるようになりました。


逆に、『自然出産をする』と、
決意したならば、

朝日と共に目覚め、
しっかり身体を動かし、
夜は、明るすぎない環境で
静かな活動をするといい

ということに、なります。

f:id:birthlove:20190915140416p:plain

運動に関しては、
やみくもに動けばいいわけではなく、
正しい身体の動かし方がありそうです。

骨盤に負担をかけない、ということに
主眼をおいて考えてみましょう。

わたしのオススメは、2つ。
1.ウォーキング
2.床の雑巾がけ

正しい雑巾がけとは、
1.四つん這いになり、
2.雑巾を左右に動かし、
3.後ろに下がります

昔やった、教室の雑巾がけのように、
前へ勢いよく進むようなことはしません。

正しい雑巾がけは、
キレイになったところを、自分が踏んで
汚すことがありません。
それに、大きくなったおなかが
つかえることも、ありません。

f:id:birthlove:20190915140449j:plain

百聞は一見に如かず。
いろいろ聞くより、一緒にやってみるのが
一番早いです!

いつか、一緒に、あなたに
正しい身体の使い方 をお伝えできますように。。。