いいお産は自分でつくる!

初めて妊娠したときに読むブログ

妊娠週数の数え方

おはようございます。

自然出産コンサルタント の

森 麻紀子です。

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今日は、『妊娠週数の数え方』

に、ついて お届けします。


昔から、妊娠期間は、

『十月十日(とつきとおか)』と

言われてきました。

妊娠 とは、

受精卵が子宮に着床したあと、

胎児(たいじ)として成長し、
赤ちゃん や 胎盤(たいばん) が、

体外に出るまでの
身体の”状態”のことを 言います。

つまり、

『妊娠』は、『お産』が終わると同時に、

終わります。

 


さて。
子宮に着床した受精卵は、

驚く速さで、どんどん成長していきます。
だから、『妊娠』は、週数で管理します。

 

おなかの中で、作られる器官の順番は、

きっちり決まっています。
神秘的ですね。

週数によって、大きさが ずいぶん違うために、

『〇週〇日』 のように表現します。

 

また、妊娠は、3つの期間に分けて、考えていきます。
初期 → 中期 → 後期。

初期:妊娠1か月~4か月
中期:妊娠5か月~7か月
後期:妊娠8か月~10か月

 

妊娠40週0日 = 280日目 = 出産予定日 

と、なります。


ただ、

最終月経の第1日目を

「妊娠0日」とするので、
1週目のとき、

おなかのなかには、

まだ赤ちゃんはいません。

 

28日周期と仮定して、

2週目ごろに排卵

そして、受精。

 

3週目に着床して、

妊娠成立となります。
妊娠期特有のホルモン(hCG)が

大量に出始めるのは、
5週目以降。
そのため、

市販の妊娠検査薬も、

生理予定日1週間後から
使えることになっています。

陽性だった場合は、

産婦人科を受診しましょう。


ただ、

妊娠による受診は

保険が適用されません。(目安は8000円前後)
陽性反応が出ても、

胎児が小さすぎると、

胎のうの確認ができなかったり、
心拍の確認ができない場合もあり、

再受診するように、言われます。


ちなみに、
出産予定日を決めるとき、

参考になるのが、

次の3つの情報です。
 1.最終月経の開始日(最後に、生理が来た日)
 2.排卵日 or 性交日(卵子の寿命が24時間のため、かなり参考になる)
   基礎体温表をつけていれば、なおよいでしょう。
 3.妊娠8~10週のCRL(頭臀長)値  (個人差が少ないため)


最終月経の開始日だけでも

答えられるように

準備して受診しましょう。
基礎体温表もあると、

なおよいですね。