いいお産は自分でつくる!

初めて妊娠したときに読むブログ

妊婦さんは身体を冷やしてはいけません!(その4)

おはようございます。

自然出産コンサルタント の

森 麻紀子です。

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”冷えは万病のもと”と申します。

妊婦さんは、特に、冷やしてはいけませんっ!!!
(声を大にして言いたいっ!)

 

”冷え”は、1つの記事では書ききれませんから、

シリーズでお伝えしますね。

 

今回は、シリーズ4回目。

自覚はないのに、実際に触ると、意外と冷えている ”おしり”を
温める方法を、お伝えしましょう。


それは、ズバリ、手作りの”コーン枕” です。

私は、下2人を産んだ 助産院で、教えてもらい、
使うと、ほこほこと温かくて、気持ちいいので、
いくつも作りました。


妊娠中は、病気ではないものの、”フツーの身体ではない”ので、
何か、新しいことを始めるときは、主治医の先生に相談してから、
取り入れてくださいね。


だいたい、『劇的に効く』という、触れ込みのアイテムは、
特に、妊娠中&授乳期は、要注意です。
いい影響ばかりだといいのですが、予期しない影響が出る可能性も
否定できないからです。

 

かといって、”冷え”を放置することも、いいことではありません。

そこで、身体が気持ちいいと感じつつ、使用を継続することで、
じんわりと効いてくるアイテムを、複数取り入れながら、
快適な妊婦生活を過ごせるといいな、と、私は、思っています。


「コレがダメなら、アレ。アレもダメなら、こっち。それも、ダメなら、
そっち。」という具合に、柔軟に考えていきましょう。
また、身体が変化するため、以前は、気持ちいいと感じたアイテムが、
それほどでもなくなる、ということは、よくあることです。


子どもは、日々成長し、変化していきます。
今は、その成長に、こちらも柔軟に対応する練習だと、気楽に考えて、
いろいろ試してみましょう。


なかでも、今日お伝えする ”コーン枕” は、比較的、安全だと、
私は、思っています。

なぜなら、”コーン枕”自体が発熱することがないので、刺激が弱い、と
思うからです。

 

それでは、使い方 と 作り方 です。


<使い方>
方法① 空いている炊飯器を保温モードにし、そこの枕を入れて温める。
 メリット1 : 熱くなりすぎる ということがない。
 メリット2 : セットしておけば、使いたいときに、すぐ使える。

 デメリット : そもそも空いている炊飯器がない(笑)
  (我が家では、ご飯を土鍋で炊くので、以前使っていた炊飯器が空いていて
   それを使いました)


方法② 電子レンジで、数分温める。
 メリット1 : 電子レンジさえあれば、温められる。

 デメリット1 : 温めすぎると、熱くなりすぎるの注意! 1~2分位から様子をみて!
 デメリット2 : 温めるたびに、電子レンジから電磁波が出る。
   (電磁波は、できるだけ、浴びない方がよいものです。スイッチを入れた後、
    レンジをのぞき込むことは、やめ、1m以上離れましょう。)


<作り方>
 (用意するもの)
  ・枕の生地 40×30cm前後(目安)×2枚
  ・ポップコーン用のコーン 500g前後(お好みで)

   (我が家は、コストコのコーンを愛用してます)

 

 (手順)
  1.生地を中表に合わせて、返し口を残して、ぐるっと1周縫い合わせる。
  2.返し口から、コーンを入れる。
  3.返し口を縫い閉じる。
  お好みで、コーンの部屋を2つに分けると、使うときに、コーンが寄りにくいです。

作ってみて、わからないときは、mori2525birthlove@gmail.com まで、お問い合わせください。

 

市販には、あずき を入れたものや、さくらんぼの種を乾燥させたものを入れたものが
あるようですね。

 


最後に、なぜ”おしり”を温めるのか。
わりと脂肪が多い部位だからです。
脂肪は、温まりにくいという性質があります。
逆に、大きな部位なので、お尻が温まると、全身がほこほこしてきますよ。

 

もちろん、ふともも、おなか、首の後ろなど、

ご自分が気持ちいいな~と思うところは、どこでも、あててくださいね。

”コーン枕” は、 30分くらいは、じわーっと、温かく、

わたしは、香りも好きです。

 

ちなみに、コーンは、油と一緒になって初めて、ポップ(はじけ)ます。

ほとんど、はじけることはありませんが、まれに、レンジにかけ過ぎると

はじけることがあります。

また、ポップコーン用のコーンは、爆裂種。遺伝子組み換え品種は

開発されていないそうです。

 

温まると、身体がゆるみ、そのうち、心もゆるみ始めるかもしれません。
温めることは、いいことずくめ。
ぜひ、お試しください。