妊婦さんは身体を冷やしてはいけません!(その5)
おはようございます。
自然出産コンサルタント の
森 麻紀子です。
”冷えは万病のもと”と申します。
妊婦さんは、特に、冷やしてはいけませんっ!!!
(声を大にして言いたいっ!)
”冷え”は、1つの記事では書ききれませんから、
シリーズでお伝えしますね。
今回は、シリーズ5回目。
身体の中から冷やさない。ということについて、考えていきます。
実は、”冷え” は、身体の外から来るもののほかに、
身体の 内側から来るものもあります。
あなたは、考えたことが、ありますか?
簡単に言えば、アイスクリームや氷。
それから、キンキンに冷えた飲み物を、一気に流し込むと、
途端に内臓は冷えてしまいます。
では、逆に、身体に取り入れる 食べ物&飲み物 の、適温は、あるのでしょうか。
基準は、私たちの体温 36℃前後 ということになります。
熱すぎると飲めませんが、たとえ常温(20℃前後)でも、
身体の冷えを強く感じているときは、避けた方がいいでしょう。
妊婦さんは、アルコールもカフェインも避けることが望ましい。
そのため、「何を飲んだらいいの?」と悩む妊婦さんも多いことでしょう。
私のオススメは、ズバリ!
熱い三年番茶 or 白湯(さゆ)
まずは、三年番茶。
ただの番茶ではなく、『三年番茶』は、味もパワーも違います。
ぜひ、有機栽培の『三年番茶』を、お求めください。
茶葉は、摘んだ後、すぐに、そのまま製茶工程に入ります。
そのため、たとえば、収穫直前の農薬散布はしません。
それでは、収穫前、どれくらいの期間、農薬散布しなければ、
農薬は残留しないのでしょうか?
一度、ご自身で、考えてみてくださいね。
母体が食べたもので、赤ちゃんの身体は作られます。
胎盤にはフィルター機能がありますが、人類史上、最近になって
作られた物質は、残念ながら、胎盤を通ってしまう可能性があります。
それから、白湯(さゆ)。
できたら、土瓶で沸かすと、よりおいしくなりますよ!
わたしは、乾燥させた生姜 数片をコップに入れ、
白湯を注いだ 『生姜白湯』も、好きです。
乾燥生姜に含まれるショウガオールは、代謝を良くし、
深部から熱を作り出す働きがあるため、
身体を芯から温めて持続させる効果があります。
乾燥生姜は、市販品もありますが、オーブンがあれば簡単に作れます。
1日の摂取量の目安は、10g。
スライス乾燥生姜なら、5~6枚。粉末状なら、小さじ1。
あまりにも濃くして、胃が荒れるといけませんから、
わたしのオススメは、200mlの白湯に、スライス乾燥生姜を、2~3枚。
生姜の香り成分 シネオール も、ほのかに香ります。
ちなみに、
暑い夏、私の目の前で、ガラガラと氷が入った水筒を飲んでいた妊婦さんは、
逆子が最後まで、治りませんでした。
昔は、『大回転』といって、お産の直前に、おなかの外から、
赤ちゃんを回転できるドクターがいたのですが、
今は、帝王切開になるケースが多いです。
彼女も、4回目のお産で、初めて、帝王切開になりました。
(経膣分娩だけでなく、帝王切開もまた、立派なお産だと、わたしは、思っています。
ただ、身体にメスを入れるわけですし、産後の痛さは、ツライそうです。)
冷えたら、必ず、逆子になる、というわけでは、ありませんが、
冷え性を改善できたら、頭痛、肩こり、下肢の浮腫、腰痛、便秘、
イライラ感の改善につながった、という研究結果もあります。
私は、暑い夏こそ、熱い番茶 or 白湯(さゆ)を、おススメします。
妊娠していなくても、ね^^