妊娠するって、どういうこと?(1)
おはようございます。
自然出産コンサルタント の
森 麻紀子です。
今日は、そもそも、
『妊娠するって、身体が、どういう状態になること?』について、
お伝えしましょう。
あなたは、『赤ちゃんのモトになる卵』 が、
『①お父さんからの卵』 と、『②お母さんからの卵』 から、できる。
ということは、知っていますか?
『赤ちゃんのモトになる卵』 のことを、
受精卵(じゅせいらん)と呼びます。
そして、『①お父さんからの卵』 は、精子(せいし)、
『②お母さんからの卵』 は、卵子(らんし)と、呼びます。
『妊娠(にんしん)』の成立とは、
1.受精卵が、約10cmの卵管という管の中を旅し、
2.子宮(しきゅう)という、赤ちゃんが育つ部屋に、たどりつき、
3.子宮の壁に、しっかり しがみつけたことを、指します。
受精卵になってから、13日間かかると言われています。
また、子宮の壁に、しっかり しがみつくことを、
『着床(ちゃくしょう)』と、言います。
妊娠した時だけ作られるhCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)は、
着床後、3日で陽性反応が出始めるそうです。
早い人は、すでにつわり等の妊娠の兆候を感じる方もいるようです。
妊娠検査薬も、このhCGが分泌されているかどうかを判定します。
子宮は、風船のように、赤ちゃんが育ってくると、
それに伴って、だんだん伸びることができます。
赤ちゃんを産みだすときが来たら、ギュウギュウちぢみ始め、
産まれ出ようとする赤ちゃんを助けます。
これが、『陣痛(じんつう)』と言われている 痛み です。
そして、赤ちゃんが、おなかから出てくることを、
『出産(しゅっさん)』と、言います。
『お産(おさん)』と言うことも、あります。
一般的には、妊娠が成立してから、およそ253日後の
ことになります。
妊娠期間中の数え方は、特殊なので、改めて、別の記事で書きますね。
初めての『出産』に、かかる時間は、平均12時間
と言われています。
おなかのなかで、大きく育った 赤ちゃんが、
産道(さんどう)を通り、この世に生まれてきたら、
『子育て』が始まります。
妊娠中は、つわりがあったり、むくみがあったり、
おなかが大きくなったり、と、女性の身体は、
日々、変化していきます。
ただ、妊娠は、必ず、終わります。
出産は、奇跡です。妊娠が成立するまでも、奇跡の連続です。
また、現代では、一生のうちに、お産をする回数も多くありません。
ぜひ、お産までの日々を、あなたらしく過ごしてくださいね。応援しています!